上越の化石展

上越の化石展にようこそ

クジラ脊椎骨化石

植物や貝の化石

化石標本作品

冬のミニ企画展として上越の化石展を開催しています。
上越地域ではどのような化石が見られるのでしょうか。
この展示では、かつて大海原をゆうゆうと泳いでいたクジラや貝などの化石のほか、普段見ることのできない小学校や中学校の理科室で保管されていた化石を特別にお借りし、ご覧いただけます。
ぜひご来場ください。

開催期間とご案内

【期間】2021年【令和3年】12月18日(土)~2022年【令和4年】1月30日(日)
〇期間中休館日:12月20日(月)、12月29日(水)~1月1日(土)、1月11日(火)、17日(月)、24日(月)
【対象】入館者の方ならどなたでも
【料金】一般(高校生以上)620円、小学生・中学生310円、シニア(65歳以上)460円
※通常料金のみで、この展示をご覧いただけます。
【会場】特別展示室

上越の化石展について

上越地域は有名なフォッサマグナの西縁、糸魚川静岡構造線を境にして、その大半が比較的新しい地層の上にあります。
いわゆる「恐竜」は中生代(おおそ2億3千万年前から6500万年前)に生きていた古生物ですが、上越地域に中生代より昔の地層は(糸魚川等の一部を除き)ありません。
しかし、上越地域には決して派手ではないものの、その時代を生きた生きものたちの痕跡が数多く残されています。
展示しているクジラの骨の化石は、今の上越市牧区や板倉区で発見されました。
現在、陸地の奥にある場所がかつて海の底であり、その上を巨大なクジラたちがゆうゆうと回遊していた。
そんな太古の様子を想像し、この地域の成り立ちやかつての生きものたちの営みに思いをはせていただく機会となれば幸いです。

SpecialThanks

本企画展示を行うにあたり、貴重な資料の提供にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
(順不同・敬称略)
上越市立谷浜小学校、柿崎小学校、大瀁小学校、中郷小学校、里公小学校
上越市立八千浦中学校、中郷中学校
上越市理科教育センター